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高等学校等多文化理解推進事業(高校派遣事業)

概要

財団が培ってきた多文化理解*1や国際教育*2のノウハウおよび講師のネットワークを活用し、神奈川県内の高等学校等における国際教育を支援します。
(講演会やワークショップ等の各種プログラムについてのご相談に応じ、講師を派遣いたします)

*1多文化理解:
国籍、民族、言葉や文化の異なる人々が、互いの文化的な背景や立場の違いに理解を示し、より密接に関わり共生していけるようなことを想定しています。
*2国際教育:
国際社会において、地球的視野に立って行動するための考え方や能力を育むための教育活動全般を想定しています。(関連する分野:国際理解教育、人権教育、開発教育など)
※オンラインでもご相談ください。

基本情報

対象

神奈川県内の高等学校等
※公立・私立を問いません。
※外国人学校(高等学校相当)からもご応募いただけます。
※各クラス、部活、委員会等の活動も対象となります。

実施時期

2024年5月7日(火)~2025年2月28日(金)

応募方法

次のオンラインフォームをご利用ください。

(2024年4月1日(月)より受付開始)

受付期間

2024年4月1日(月)~2024年12月27日(金)
※企画書の提出からプログラム実施の可否のご連絡まで1か月程度のお時間をいただいております。企画書は余裕をもってご提出ください。
※募集校数に達し次第、受付を終了いたします。
※講師や内容については、お気軽にご相談ください。

プログラム実施までの流れ

1.企画書のご送付
・オンラインフォーム(https://forms.office.com/r/LzeU6qjRw2)に必要事項をご記入の上、送信してください。
・企画書提出からプログラム実施の可否のご連絡まで1か月程度のお時間をいただいております。企画書は余裕をもってご提出ください。
・企画段階でのご相談もお受けしております。お気軽にご連絡ください。

2.実施の可否のご連絡
・企画内容、時期などにより、ご希望に応じられない場合はお断りすることがあります。
・応募多数の場合は、本事業により過去に支援を受けた回数の少ない学校を優先します。

3.確認書のご提出
・日程、講師等の確定後、確認書をお送りします。必要事項をご記入いただき、ご提出ください。

4.事前打ち合わせの実施
・プログラム内容、当日の進行、機材などについて、実施校のご担当の先生、講師と当財団担当者の三者で事前打ち合わせを行います。
・事前打ち合わせを行う場合は当財団の事務所(横浜駅から5分)、または講師が指定する場所までお越しいただくようにお願いします。対面での打合せが難しい場合はオンラインでも可能です。

5.プログラムの実施
・実施校による司会進行のもと、プログラムを実施します。当日は当財団担当者も同行し、講師のフォローを行います。
・パソコン、プロジェクター、音声機材等の準備、設置、設定は実施校にお願いいたします。
・当財団の協力による実施である旨、受講者に明示をお願いいたします。また、当財団が実施する高校生向けのプログラムを受講者にご紹介することがあります。
・プログラムの様子を撮影し、広報等に活用する場合があります。
・プログラムの実施について学校ホームページ、広報誌などに掲載する場合にも、当財団の協力による実施である旨、明記をお願いいたします。

6.アンケートのご協力
・ご担当の先生とプログラムの受講者には、プログラム終了後1週間以内にオンラインにてアンケートの実施へのご協力をお願いいたします。アンケートは当事業の改善及び広報等に活用する場合があります。

費用

講師への謝金・交通費等は、原則として当財団が負担いたします。
※謝金を伴う実施は1校につき年間1件とさせていただきます。
※学校に関連予算がある場合は、講師への謝金・交通費等をご負担ください。
※ワークショップの実施にあたっては参加者や講師の人数により、一部謝金のご負担をお願いする場合があります。
※できるだけ多くの学校にご参加いただくため、初めてお申込みいただく学校を優先し、当事業で5回以上講師派遣を行った学校のお申込みについては、他校を優先させていただく場合があります。

後援

神奈川県教育委員会、一般財団法人神奈川県私立中学高等学校協会

実施テーマ

下記のA~Eからお選びください。

A 多文化社会を生きる

神奈川県には約172か国、22万2千人の外国籍県民が生活しています。新型コロナウィルスの感染拡大が続いている間は一時的に人の往来に制限がありますが、日本で働く外国人労働者、日本企業の海外進出、国際結婚等は確実に増えており、国の政策による新たな外国人の受入れも始まったことから、今後も海外から来日し、生活する人々は益々増加すると考えられます。多文化化する社会の現状と、異なる背景を持つ者どうしが共生していくために、何が必要かについて考えます。外国籍県民とのコミュニケーション力を向上するための「やさしい日本語」の講座や演習も可能です。

B 留学生との交流・グループワーク

県内の大学や専門学校にご協力いただき、複数名の留学生を派遣します。出身国や地域の文化や習慣についての紹介、来日目的や将来の夢についてのディスカッション等、少人数でのコミュニケーションを重視し他プログラムにより相互理解のためのヒントを学びます。 また、留学生との交流にあたり事前に「やさしい日本語」のワークショップなども可能です。
・留学生の出身国・地域の指定はできません。
・使用言語は相談に応じます。(日本語または英語)

C グローバルな視野で活躍する人と出会う・進路を考えるきっかけをつくる

国外・国内を問わず、グローバルな視野を持ち活躍する社会人から、高校時代から現在に至るまでの経験を語っていただき、将来や進路について考えるきっかけをつくります。

D 貧困、平和、人権問題など、地球規模の課題を考える

グローバル化の進む中、貧困や紛争、人権問題など、国際社会全体に関わる多くの課題が山積、複雑化しています。高校生世代が将来直面する「地球規模の課題」について考えます。

E 教員研修(講演、ワークショップ、フィールドワーク等)

これからのグローバル社会を生きるために必要な力として、語学力に留まらないコミュニケーション能力、主体性・積極性、協調性・柔軟性、異文化に対する理解や次世代まで視野に入れた社会貢献の意識などが挙げられています。生徒の主体的な参加やコミュニケーションを促すワークショップの体験、フィールドワーク実施のための教員研修も可能です。

お問い合せ先・お申し込み先

公益財団法人かながわ国際交流財団 高校派遣担当
住所:〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2−24−2
かながわ県民センター13階
多言語支援センターかながわ内
電話:045-620-0011
E-mail:haken★kifjp.org
※メールは★を@マークに変えて送ってください。
※国際教育プログラムの企画運営や講師に関するご相談を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。