湘南国際村アカデミア講演会「カフェ・インテグラル」~多様性を考える~

湘南国際村の機関と協力して「多様性を考える」講演会を開催します(2回シリーズ)。

①ゲノムから見た二ホンオオカミとイヌの多様性の起源(11月27日(日)13:00~) ※終了しました
②自分の伸びしろを増やすアンラーン(Unlearn)~思考や発想の多様性をもたらす「新しい学び」~(12月11日(日)13:00~)※終了しました

②自分の伸びしろを増やすアンラーン(Unlearn)~思考や発想の多様性をもたらす「新しい学び」~※終了しました

【日時】 2022年12月11日(日)13:00~14:00

【講師】 柳川範之氏(東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授/『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』(日経BP)著者)
●テーマ&概要
「自分の伸びしろを増やすアンラーン(Unlearn)~思考や発想の多様性をもたらす「新しい学び」~」
アンラーンとは、過去の学んだこと、経験したことを一度やわらかくほぐしなおし、そこから新たに発展させていく技術であり、わかりやすく言い換えると「これまでに身につけた思考のクセを取り除く」ことです。人生100年時代において、考え方・キャリア・人生を今より少しやわらかくして「自分の伸びしろ」を増やしてみましょう。

【形 式】 オンライン
【定 員】 40名(先着順)
【参加費】 無料

【講師プロフィール】
柳川範之(やながわ・のりゆき)
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授。
中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶應義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。
主な著書に『40歳からの会社に頼らない働き方』(ちくま新書)、『東大教授が教える知的に考える練習』(草思社)などがあり、最新刊は『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』(日経BP)。

【主 催】(公財)かながわ国際交流財団
【協 力】国立大学法人総合研究大学院大学/(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)/公立大学法人神奈川県立保健福祉大学/株式会社湘南国際村協会/湘南国際村事業発信強化委員会

申込方法

下のボタンの参加申込フォームからお申し込みください。

①ゲノムから見た二ホンオオカミとイヌの多様性の起源 ※終了しました

【日時】 2022年11月27日(日)13:30〜15:00 開場13:00〜

【講師】寺井洋平氏(総合研究大学院大学先導科学研究科生命共生体進化学専攻助教)
●テーマ&概要
「ゲノムから見た二ホンオオカミとイヌの多様性の起源」
イヌは最も古くにヒトに家畜化された生物です。そのため、イヌがいつ、どこで家畜化されたかはこれまで謎のままでした。本講演では、イヌとニホンオオカミのゲノム(全遺伝情報)を用いた解析から明らかになってきた、イヌの起源とその多様性について紹介します。

【形 式】 ハイブリッド開催(会場は総合研究大学院大学/神奈川県三浦郡葉山町〔湘南国際村〕)https://www.soken.ac.jp/access/
【定 員】会場60名・オンライン100名(先着順)
【参加費】無料

【講師プロフィール】
進化の歴史の中で種分化と適応を数限りなく繰り返すことによって、現在の生物多様性は生まれてきたと考えられています。私は種分化と適応がどのようにして起こるのかをゲノムや生態、遺伝子の機能から明らかにしようとしています。
現在進行中の研究は、1) スラウェシ島固有の 7 種のマカクの地域環境への適応と種分化、 2) ニホンオオカミゲノムと古代日本犬ゲノムから明らかにする日本犬の成立、 3) 地衣類の共生細菌との共生による極限環境への適応、 4) 魚類の視覚の光環境への適応、5) 物理的障壁のない海洋でのサンゴの種分化、 6) ヒト特異的な皮膚形成の分子機構、 7) 海棲爬虫類の視覚の海棲適応、などです。 研究手法としては、生息地での生態情報や試料の収集、ゲノムの解読と解析、遺伝子の分子進化解析、遺伝子の機能解析などを行い、種分化と適応がどのようにして起こるのかを明らかにしようとしています。

【主 催】(公財)かながわ国際交流財団/国立大学法人総合研究大学院大学
【協 力】(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)/公立大学法人神奈川県立保健福祉大学/株式会社湘南国際村協会/湘南国際村事業発信強化委員会