【参加者募集中】日本語学習支援 実践者研修

近年、外国人の受入れが進む中、地域日本語教育はますます重要になってきています。
自治体職員や国際交流協会スタッフ、ボランティア教室を担う学習支援者、地域の活動に関わりや関心をもつ日本語教師など、地域で日本語学習支援に携わる様々な立場の方々が集まり、地域に合ったよりよい日本語学習支援について共に考える機会として、この研修を開催します。
「日本語教育の参照枠」や「生活Can-do」などの考え方を手がかりに、これからの取組を考えてみませんか?
内容
- ●日時
- 2026年 1月29日(木) 14:00~16:00
- ●開催場所
- オンライン(Zoom)開催
- 地域の日本語教室は、日本語を学ぶ場としてだけでなく、外国人住民が地域で共生していくための様々な役割を持っています。第1回は、地域日本語教育の特徴や課題のほか、行政における取組や教室を支える多様な役割、立場の異なる関係者との連携の可能性について考えます。
- ●講師
- 一氏隼人さん(文部科学省 地域日本語教育アドバイザー)
- ●日時
- 2026年 2月5日(木) 14:00~16:00
- ●開催場所
- かながわ県民センター(横浜駅西口)
-
近年、日本語教育にかかわる状況が変化し、新たなニーズが高まる中で、日本語教育推進法の施行、「日本語教育の参照枠」や「生活Can-do」の公表など、様々な動きが起こっています。
「参照枠」は、あらゆる機関や関係者に基準を示すものとされ、地域日本語教育にも大きな影響があります。第2回では、「日本語教育の参照枠」と「生活Can-do」の概要を知り、重視すべき点や地域での活動との関わり、今後の可能性について考えます。 - ●講師
- 嶋田和子さん(アクラス教育研究所 代表理事)
- ●日時
- 2026年 2月24日(火) 14:00~16:00
※第3回のみ火曜日の開催です。 - ●開催場所
- かながわ県民センター(横浜駅西口)
- 地域の教室には様々な学習者が集まります。支援者同士が協力し合い、学習者との関係を築きながら活動を進めていくには何を大切にすればよいでしょうか。活動を支える異文化理解の枠組と「日本語教育の参照枠」における言語教育観の3つの柱の中から「多様な日本語使用を尊重する」ことを取り上げ、実際の活動との関わりを考えます。
- ●講師
- 志賀玲子さん(武蔵野大学 教授)
- ●日時
- 2026年 3月5日(木) 14:00~16:00
- ●開催場所
- オンライン(Zoom)開催
- 第1回~第3回の内容を確認しながら、参加者それぞれの活動と状況を振り返り、参加者同士話し合いながら、今後取り組みたいことについて考えます。
- ●講師
- 一氏隼人さん(文部科学省 地域日本語教育アドバイザー)
- ■開催方法・会場
- 第1回・第4回:zoom
第2回・第3回:かながわ県民センター(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)
アクセス:https://maps.app.goo.gl/my2Dpve2QcZk6hyh6 - ■定員
- 15名
※応募者多数の場合抽選とさせていただきます。
※各回参加も可能ですが、全回参加を前提として行います。
※参加の可否と、zoomのURLはメールでお知らせします。 - ■参加費
- 無料
- ■対象
- 神奈川県内で地域の日本語学習支援に携わる方
(市町村職員、国際交流協会スタッフ、日本語学習支援者(ボランティア)、日本語教師など) - ■申込
- こちらのフォームからお申込みください。
- ■主催
- 神奈川県
文部科学省 令和7年度「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」活用 - ■実施
- (公財)かながわ国際交流財団 地域日本語教育推進グループ
E-mail:
TEL:045-620-0011
※問い合わせメールには件名に「日本語学習支援 実践者研修」と明記してください。

【第1回・第4回】
●一氏隼人 さん (文部科学省 地域日本語教育アドバイザー)
文部科学省 地域日本語教育アドバイザー、長野県地域日本語教育コーディネーター。神奈川県でも5年間地域日本語教育コーディネーターとして活動し、県内各地で自治体と協力しながらニーズ調査、ボランティア支援、日本語教室の運営などに従事。

【第2回】
●嶋田和子 さん (アクラス教育研究所 代表理事)
アクラス日本語教育研究所 代表理事/杉並区総括コーディネーター。長く日本語教育に関わり、現在は日本語教育機関での教師研修、国際交流協会や地域の日本語教室などの人材育成に携わる。著書として「できる日本語」シリーズ(アルク・凡人社)、『外国にルーツを持つ女性たち 彼女たちの「こころの声」を聴こう!』(ココ出版)等がある。

【第3回】
●志賀玲子 さん (武蔵野大学 教授)
専門は日本語教育学、日本語教員養成、多文化共生論。多文化共生社会の担い手育成に日本語教育学が役立つという信念のもと「教養としての日本語教育学」を広めるべく活動をしている。ボランティア日本語支援者養成および研修、「やさしい日本語」講座、多文化共生入門など、地域での講座にも意欲的に取り組んでいる。





