お知らせ

マルパメンバー館(茅ヶ崎市美術館)が第12回神奈川県バリアフリーまちづくり賞(ソフト部門)を受賞しました!

第12回神奈川県バリアフリーまちづくり賞(ソフト部門)をマルパメンバー館である、茅ケ崎市美術館が受賞しました。
今回、受賞の対象となった茅ケ崎市美術館の企画展「美術館まで(から)つづく道」(開催期間:2019年7~9月)は、2017~2018年度の同館のマルパプロジェクトとしてインクルーシブデザインの手法で行われた、美術館まで(から)の道についてのフィールドワークが元になっており、マルパと連動したものです。

フィールドワークは「感覚特性者」(聴覚障がい者、小さい子供とベビーカーユーザー、視覚障がい者と盲導犬、車椅子ユーザー)と表現者(アーティスト・研究者)がペアになって、4回にわたり行われました。
表現者のひとりとして参画したアーサー・ファン氏は、歩いた道の記憶を線や記号で地図のように描く作品を制作する美術家です。今回の展覧会では、車椅子ユーザーとのフィールドワークから得た、視点の高さの違いについての「気づき」を基に、細胞を想起させる無数の円形状の作品を、様々な高さ(床面、壁面、天井)に配置した展示を行いました。