2017年4月にグラフィックデザイナーのライラ・カセムさんにインタビューをしました!

Diversity makes all the difference―すべてを理解しようとせず、違いを楽しむ


【ライラ・カセム氏】

英国出身、日本育ちのグラフィックデザイナー。2016年に東京藝術大学大学院デザイン科の博士課程を修了し、現在は東京大学先端科学技術研究センターに特任助教として所属。社会から取り残されたグループのエンパワメントにインクルーシブデザインのプロセスと視覚伝達デザインのスキルをツールとして利用することに力を入れて、作品制作と研究に取り組んでいる。現在は足立区の障害福祉施設で定期的に講師をし、そのアートを活用して、利用者の社会参加と経済自立につながるアート作品の制作と商品づくりの開発に取り組んでいる。
また、東京大学先端科学技術センター特任助教として、突出した能力はあるものの現状の教育環境に馴染めず、不登校傾向にある小・中学校生の継続的な学習保障及び生活のサポートを提供するプログラム「異才発掘プロジェクトROCKET」にも関わっている。